ひとりごと。

私がまだラグナロクを始めていなかった頃。
孤独と絶望の中で、ただ人の温かさを求めていた時期。

真冬に行われたとあるオフ会で手渡されたCDには、ただ一曲だけ、女性ボーカルの歌が入っていた。
その曲の背景は、当時に教えてもらったはずだけれど、今はもう頭の片隅にも残ってはいなかった。ただ、とても印象に残る曲で気に入ったと友人に伝えたことだけは覚えている。


先日、表紙のイラストに惹かれて手にした一冊のコミック。
淡々と綴られるストーリーの切なさに心を打たれ、このコミックの原作がアニメーションで存在すると知り、その日のうちに探して購入した。

個人制作のため、クオリティはプロとくくられた人達のそれとは較べられない。
ただ短い映像の中にも、切なさに似た何かはしっかりと存在していた。


そして

最後に流れた曲こそが、数年前に手渡されたあの曲だったという偶然。闇雲に糸をたどった先に懐かしい風景が待っていたかのような錯覚。
出会うべくして出会った作品だったのかと、今更ながらに驚いている。


感動は、作品から人と人の間を経て巡っていく。その想いを共有できる人との出会いは財産と言っても過言ではない。

この「ほしのこえ」は私にとって、今後少なからず心に残っていく作品となるだろう。

そのような何かを、私も素人ながらに残して行きたいと思っている。

ほしのこえ
佐原 ミズ 新海 誠 / 講談社
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  by riku-hien | 2005-06-27 15:18 | +独り言+

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